日本代表のワールドカップ歴代ユニフォームを振り返る!
ついに始まりますね!
日本代表のユニフォームが毎回いろんな趣向を凝らしてデザインされてることをご存知でしょうか?
プリントTシャツにはあまり関係のないことかもしれませんが、ユニフォームの機能性やデザインなどを中心に今回はワールドカップを見ていきたいと思います。
1998-1999年(炎モデルⅡ)
記念となるワールドカップ初出場モデルです!
それまでの袖の炎が少し小さくなったマイナーチェンジモデル。
当時はadidas、PUMA、asics の3社がサプライヤーを担当していたようです。
フランスでの本大会はasics のユニフォームで戦っていたようです!
世界への初挑戦は3連敗でしたが、確かな軌跡をワールドカップに残した瞬間でした!
中山ゴン選手の骨折をおして初得点や、司令塔の中田英寿の勇姿が目に浮かびます。
記念すべき日本での初開催!
日韓ワールドカップを戦ったモデル。
地元開催で見事ベスト16に進出しました。
国土を象徴する海と、スピード感を表す青の生地を組合わせたコンビのデザインだそうです。
首元から袖にかけてを彩る赤いラインは、日本の象徴富士山になぞらえています。
日本で最高峰の戦いをしてるのに、一試合も生観戦しておりません(^^;
日本以上に韓国がベスト4入りし、熱狂の渦に巻き込まれていましたね!
初めてアフリカ大陸でワールドカップが開催された大会。
世界を驚かせたベスト16を成し遂げた南アフリカW杯着用モデル。
ジャパン・ブルーは深い青みが採用され落ち着いた印象になりました。
胸元の赤いパネルが目を引きますね。
前身頃には日本サッカー協会のシンボル「ヤタガラス」の羽根が透かしとして入ってるそうです。
協会エンブレムは白地に赤のラインが入った地に変更され、歴代のユニフォームの生地を細かく砕いて新たに紡いだ糸で織り上げられた日の丸が象徴として配されてるそうです。
大会前の下馬評は最悪で、本当に勝てる気がしませんでしたが、キャプテンに長谷部の抜擢、GK川島の起用、そして中村俊介を外し本田圭佑を軸にしたカウンター戦法への大幅な戦術変更が奏功した大会で世界を驚かせました。
初戦カメルーン戦、本田の決勝点を守り抜いて海外W杯における初勝利を挙げると、
オランダには最小失点で切り抜け(0-1)、決戦となったデンマーク戦では本田、遠藤のFKが炸裂、さらに後半岡崎が追加点をあげ3-1で勝利し、見事グループ2位で決勝トーナメントに進みました!
ベスト8を賭けたパラグアイ戦では延長120分スコアレスドローの後、PK戦で涙を呑みました。
鮮やかなブルー、シャドーで入った11本の光彩とシンプルなデザインとなりました。
蛍光レッドで背中に毛筆タッチで描かれた一本線は、試合前に円陣を組んだ際にひとつの大きな輪となるようにデザインされていて、一致団結のチーム力を表しているはずでした。
本田(ACミラン)、香川(マンチェスターU)など過去最多の海外組を擁し、「自分たちのサッカー」で前大会を超えるベスト8を目指しました。
初戦コートジボワール戦、後半から交代出場のドログバにガラッと雰囲気を変えられ逆転負けを喫すると修正が効かず、ギリシャ戦はスコアレスドロー、コロンビア戦は1-4と勝点1のグループ最下位で大会を去った。
は敵ながらあっぱれのゴールでしたね。
ブラジルをリスペクトしたイエローのアウェイモデルは、結局ブラジルのピッチに現れることはなかったですね。
そして6/14から始まるロシアワールドカップに向けてリリースされたモデル
コンセプトは勝利への魂で染め上げた「勝色(かちいろ)」。
これは日本の伝統色である深く濃い藍色を意味しており、武将たちが戦いの際身にまとった鎧下に使われる藍染の生地において、最も濃い色とされてきた。勝色の深く濃い藍を出すためには布を叩きながら染めることから、“叩く=褐(かつ)=勝つ”にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝えられている。この伝統的な勝色をホームユニフォームのベースカラーに用いることで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返り、ロシアW杯での日本代表の勝利をイメージしている。
さらに、ユニフォームの全面には、歴史を紡ぐ糸をイメージした「刺し子柄」があしらわれている。2018年は日本がW杯初出場を果たした1998年から20年目となる節目の年であり、これまでの日本サッカーの歴史を築いてきたあらゆる選手やスタッフ、サポーター達の想いを紡ぎ、ロシアW杯へ挑むというメッセージが込められている。
~adidasのサイトより抜粋~
アウェイモデルは92年ダイナスティカップ初優勝モデルをオマージュしたデザイン。左肩にあしらわれた三つのバーのグラフィックは、それぞれ微妙に異なるデザインとグラデーションカラーとなっている。歴代アウェイモデルとしては初めて青色を一切使わない白と赤のみの日の丸配色も新鮮に映る。
以上、これまでワールドカップを戦ったユニフォームに焦点を当てて歴史を刻んできました。
今回の勝色ユニフォームは歴代最強の称号を得ることが出来るのか?
僕自身は、これほどまでに期待されていない代表にとても注目しています。
2010年の南アフリカの戦いが思い起こされて仕方がありません。
・期待値が低い
・気候が暑くない
・世代交代のタイミング(本田・長友・長谷部・川島・岡崎など30を超える選手が多いですよね)
ドラスティックに変えるには最適な代表チームです。
ここで思わぬ躍進を果たせば、西野監督も日本サッカー界の歴史に再び名を残すことになります。
いずれにしてもあと最後のパラグアイとのテストマッチを経て、ワールドカップに突入します。
あとは日本代表に選ばれた選手とスタッフたちを信じて応援するだけです!
※今回いろんなサイトから画像を拝借、ユニフォームの歴史を引用致しました。