快勝の影で2失点【J1第11節 セレッソ大阪vsサンフレッチェ広島 レビュー
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はんこ屋げん、こと杉元です。
2017年5月14日 明治安田生命J1リーグ 第11節
15時04分:キンチョウスタジアムにて
vs サンフレッチェ広島との対戦です。
現在16位のサンフレッチェ広島
開幕前にこの順位に沈むとはよもや思いもしませんでした。
そんな調子に乗らないサンフレッチェ広島ですが、先日広島のレジェンドが復帰
少し上向きの状況になりそうな雰囲気です。
なぜ森崎がレジェンドか、が分かるコラムはこちら
実際先取点を奪われたあとはかなり攻め込まれます
26分の青山から工藤へのピンポイントパスからのカウンターなどはかなり危ないシーンでした。
しかし、現在覚醒中の杉本健勇⑨がやってくれます!
前半29分 山村のサイド突破からのセンタリングを迷いなく振りぬく!
ディフェンスに当たりましたが、見事なゴールでした。
ゴールでした。
その4分後にはすぐに追加点
またまた山村さんが起点となり、杉本健勇→柿谷曜一朗のシュート、ポストに嫌われますが、右サイドから一人詰めていた清武が楽々ゴール!
逆サイド広島の選手は誰もケアできず。
さらにさらに前半終了間際、前半43分、ヨニッチがコーナーからヘディングシュートを決めます。
前半を終えて3-1 撃ち合いの様相を見せてきます。
後半もまずは先に点を取られてしまう今日の守備陣。
後半11分、広島の左サイドからのセンタリングを一度は跳ね返しますが、ミキッチの超絶スーパーゴールが炸裂しました(^^;;
今日の失点はいずれもセレッソの右サイドから仕掛けられています。
これはあるブログによると、清武効果の陰の部分だそうです。
清武のプレースタイルはサイドからセンターに進出してきます。その煽りを食らうのは、右サイドバックの松田②
松田の前はいつもポッカリとスペースが空いているそうです。
清武がスタメンに定着するまでは右サイドハーフは関口でした。
関口の特徴は右サイドのアップダウンを激しく行ない右サイドを制圧するというもので、松田との連携も良かったので右サイドから崩されることはありませんでした(^^;;
う〜ん、中々悩ましい問題ですな。
清武のテクニックと戦術眼、ファンタジスタ振りはスタメンに相応しいですし、結果として攻撃が活性化されています。
今後スカウティングされて対策されると、間違いなく狙われます。
そんなにJ1リーグは甘くないでしょうね。
追いつかれる立場で一点差に迫られるのは一番嫌な流れですが、その停滞しそうな空気を一掃したのは
杉本健勇⑨
後半13分、やられたらやり返す!
この得点シーンも、起点は山村さんです。
本当に取りきっちゃうんですよね、ボールを。
こんなディフェンス力のあるトップ下がセレッソにいたのかと思うと嬉しくなってしまいます。
そして杉本選手が自陣からドリブルを開始。 山村さんが左側にフォローに入ります。
パスコースを作りつつ、スピードを上げながら相手から遠い位置でボールをコントロール。
右サイドに流れつつ、一つキックフェイントでディフェンスを威嚇した後の美しいフィニッシュ!
このシュートはベストゴールに選ばれるかもしれないスーパーゴールかつ、相手を突き放すゴールでしたね。
そして、早々に5バックに。
山村さんを最終ラインに下げ、守備固めに入ります。
残り30分位ありましたが、今節の展開で失点を防ぐ為かと思われます。
そして後半31分にヨニッチがこの日2点目をゲットし5-2と試合を決めました!
しかしガンバとのダービーを経て、大躍進しているのが杉本健勇
2点目のシーンは圧巻でした。
やべっちFCでもサブイボに選ばれたスーパーゴールでした!
守備の一抹の不安をかき消す5得点の快勝。
ユンジョンファン監督は課題が出たところにはちゃんと対策を講じて来るので、次節のアウェイ大宮アルディージャとの対戦も楽しみです。
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